食べ物がおいしく、自然が美しいハワイですが、あえて難点を挙げるとすれば物価の高さです。
私は学生の頃東海岸に留学していたのですが、その頃に比べても劇的に物価が高騰しているのがわかりました。
アメリカ全土の物価がおそらく上がってるのだと思いますが、知人の話による全米でもとくハワイの物価は高いということでした。
どれくらい高いのかといえば、スーパーマーケットに買い物にいって1ドル台の商品を見つけることがとても難しいのです。
スーパーでみつけた1ドル99セント内で購入できる商品といえば、400g入りのパスタ1ドル77セント、粉末状のパスタソース1.39ドル、1リットルのペットボトル入りの水99セント、オレンジ1.29セント、リンゴ1ドル59セントなどです。
日本のスーパーには100円台で購入できる商品が満載で、日本が先進国の中でいかに物価が安いのかということを改めて感じさせられました。
また円安の影響で現在は1ドル110円~120円というレート。海外旅行にお得に行ける時代ではありません。
参考までにその他の商品の価格ですが、レタス5ドル99、アボカド3ドル99セント、牛乳3ドル99セント、卵2ドル99セントなどです。
もちろんアメリカの商品の方が量が多い場合もありますが、食品は日本より3割ほど割高である印象を受けました。
これはホノルル中心街の価格ですが、私たち観光客が利用するスーパーマーケットの大半がこの価格です。
ひょっとしたら地元の人々が生活品を購入する店はもう少し安いのかもしれません。
ちなみにホノルル市内で観光客がよく利用するスーパーマーケットといえば、Food Pantry、Food Land、Whole Foodsなどがあり、いずれも商品が豊富で見ているだけでも飽きません。
市内のスーパーの中ではとくに規模が大きく、安かったのがドン・キホーテです。地元の人や日本人観光客でいつもにぎわっていて、チョコレートやコーヒーなどのお土産もお買い得です。
とくにコンドミニアムに宿泊するとキッチンで料理ができるので、スーパーで買い物をして朝食や夕食を作る人も多いと思います。
ハワイで安いと感じた数少ないものものの一つが肉です。とくに牛肉は日本よりも格段に安いと感じました。
うちは子供たちがステーキが好きなので滞在中はほとんど毎日ステーキです。巨大な塊が10ドル以下で買えるので4人で食べてもお腹いっぱいになります。
ほとんどの食材がアメリカンサイズで少量の購入ができません。ミルク1ガロン、卵も12個入りなど短期の滞在では消費できないものもあります。
あらかじめ滞在中のレシピを考えて、初日に買い物をすることをおすすめします。また塩、醤油、砂糖、味噌、カレールウなどはあらかじめ小分けして日本から持参しましょう。
現地で購入するととんでもないビッグサイズのものを購入しなければならなくなります。
ホノルル市内にはABCストアというコンビニがワンブロックおきにあるので、水やパン、サンドイッチなどは購入することができます。
スーパーではハワイ名物ポキなどのお惣菜も売っていますので、ご飯だけ炊いて簡単な夕食も可能です。
なにかとお金がかかるハワイ旅行、食材を購入して自炊するなどして節約するのがおすすめです。