ハワイといえばショッピング天国、真っ青なビーチと南国の植物というイメージがつきものですが、どのようにして巨大な観光地になったのでしょうか。
海外旅行先はなにもハワイだけではないはずですが、ハワイほど観光業が盛んな国は他にありません。
むしろ私はハワイで暮らす人々の中で観光業、サービス業以外の業種に携わる人がどのくらいいるのか不思議に思ったくらいです。
ハワイに最初に移り住んだのはタヒチなどから来たポリネシア人だと言われています。
そして1778年にイギリスの探検家であるジェームス・クックがハワイを発見します。その後、ハワイはハワイ島、オアフ島とマウイ島、モロカイ島とラニア島の3つの王国に分かれます。
ハワイ島を支配していたカメハメハ大王が次第に力を広げ、他国と戦争を繰り返し、最終的にハワイ王朝の統一に成功します。
また1820年にキリスト教の宣教師が訪れたことが、学校の設立や文字の読み書きの浸透などハワイの発展に大きな影響を与えます。
1868年以降、日本の不況に苦しんだ人々がサトウキビプランテーションの労働者としてハワイに移住しますが、これは法的に認められていなかったようです。
1881年にはハワイ王国第7代国王カラカウア王が来日し日本と友好関係を深めようとします。日本の皇室と戦略結婚を提案しましたが、アメリカとの関係悪化を懸念した日本側がNGを出します。
1893年にリリウオカラニ女王が米国との不平等条約を撤廃しようとしたがクーデターが起こり失敗。
しかし、その後アメリカがハワイを合併するまでに長い時間がかかります。米西戦争でハワイの重要性を認識したのち、1959年にハワイはアメリカ合衆国の50番目の州となります。
1959年の立州化以降ハワイの観光地化のために巨額の資金が投入されます。ショッピングモールや港、道路や空港などが整備され、リゾート開発も進められます。
1960年代にはすでにハワイは日本人にとって人気の観光地で、昔も今も日本の資本はハワイの大きな収入源となっています。
ハワイには観光以外にどんな産業があるのか調べてみると、パイナップルやサトウキビだけでなく、パパイヤやマカデミアンナッツ、コーヒーなどの農業が行われていました。
また牛肉の生産やマグロなどの漁業に携わる人もいます。缶詰やジュースなどの加工品の工場や織物工場も重要な第二次産業です。
ハワイは軍事的にも重要な位置にあるため軍関係の仕事に従事する人も少なくありません。
ハワイの歴史についてもっと触れたいという人はカメハメハ大王像やイオラニ宮殿、ビショップ博物館を訪れてみるといいでしょう。
最近ではハワイ独自の文化を復活させようと動きもあり、フラダンスやハワイアンキルトなどの伝統的な文化も注目されています。
ただし、ハワイの経済は良好とはいいがたく、物価の上昇や企業の誘致などいろいろ課題があるようです。
温暖な気候と美しい海で日本人を魅了するハワイですが、実はこんなに複雑な歴史があったのですね。歴史を知ることでハワイへの理解を深めていただければと思います。
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