水族館に動物園!子供と一緒に楽しめる人気スポット

ワイキキビーチの東端にあるのが、ホノルル動物園です。ワイキキ行きのバスの折り返し地点にあるので、交通の便はとても良く、ちょっとした空き時間に訪れることもできます。

ワイキキビーチから入り口へ向かうと、なぜかマハトマ・ガンディー像がお出迎え。糸車を回しながら非暴力でイギリス統治に反対した偉大なる魂に触れることができます。

動物園の入場料は大人14ドル、12歳以下は6ドル、3歳以下は無料とややお高めですが、敷地面積は上野動物園よりも広く、200種類以上の動物が展示されています。

また、広大な敷地には様々な熱帯植物が植えられており、野生の鳥が大勢やってくるのも魅力です。といっても、ハワイに生息する動物の多くは帰化したものなので、日本でも見慣れたメジロやスズメもよく見かけます。

うちの子供たちは動物そっちのけで熱帯感あふれるブラウンアノールなどのトカゲや、ハワイにしかいない面白い姿をシたクモを探したりするのに夢中でした。

園内にはアジアゾウやオランウータン、キリン、ライオン、チーターなどの有名どころはもちろん、ハワイの鳥たちが多く展示されています。

その他にもフタユビナマケモノなど珍しい動物もちらほら。日本では夜行性であまり見ることができないため、明るい日差しの中で活動的に動く姿はとても新鮮です。

また、園内にはすべり台のような遊具もあり、ハワイ在住と思しき子どもたちが楽しそうに遊んでいました。日をさえぎるところが少ないので、長時間いるとかなり汗をかきますが、園内では500ミリリットルのミネラルウォーターが4ドル以上するので、持参したほうがいいかもしれません。

ホノルル動物園からカラカウア・アベニューを東へ行くと、すぐにワイキキ水族館が見えてきます。ただし、入場口までは500メートルほどあるので、意外と歩かなければなりません。

ワイキキ水族館の入場料は大人12ドル、12才以下は6ドル、3才以下は無料と、動物園よりも若干お安めですが、展示スペースは小ぢんまりしたもの。よほど真剣に見なければ、30分で回れると思います。

ここの目玉は、もちろんハワイモンクアザラシ。ハワイには2種しかいない固有の哺乳類です(もう1種はハワイシロゲコウモリ)。

モンクとはキリスト教の修道士のことで、その顔つきが修道士に似ているのが名前の由来だそうですが、修道士を見慣れていない我々にはどのあたりが修道士なのかよくわかりませんでした。

現在は、マカとホアイロナという2頭のオスが飼育されていますが、日本でモンクアザラシを見ることは不可能なので、絶対に見ておくべきです。

また、屋外にはハワイの海を再現した水槽があり、ヤドカリなどを触ることもできます。そのほか、タツノオトシゴやクラゲの仲間は種類も豊富でなかなかの見ごたえがあり、動物園と違って涼しいので楽に回れるのがうれしいですね。

ハワイ行きは午前中に到着する便が多いのでチェックインまでの時間に動物園や水族館を見て回る人が多いようです。